「自分の心がときめいたとき」や「自分の好き!」に素直に
旅の写真を撮り始めたきっかけは?
物心ついたころからカメラに触れる機会があり、よく写真を撮っていたので、特別なきっかけがあったというより、旅先で写真を撮るのは、ごく自然な流れでした。写真や映像としっかり向き合うようになったのは、自分がいいと感じたものをカタチにしたいと思うようになったからです。自分を表現する一つの手段となっています。
旅先で写真を撮るときのポイントはなんですか?
奥行きのある写真が好きなので、構図は被写体よりもまずは周りや背景の要素に注目してバランスを見ています。そのあとに被写体を見ている感じです。
では、どんなシーンでシャッターを切りたくなるのでしょうか?


何でもないものだとしても、自分の心がときめいたときです。自分の「好き!」という感情には素直に従っています。そこから新しい興味が広がることもあるので、ファインダーを通して自分探しもしています。
AOIさんのようにナチュラルな雰囲気の写真を撮るコツは?


その場所の本来の姿を捉えていくことでしょうか?その時期やその瞬間でしか見ることができない光景が広がっているので、その場所ごとの空気感を写し出すことを意識しています。波が立ったり引いたり透明感が出たりする様子を撮ったり、森の中では、こもれびや雨が降ったあとのしっとりした空気でエモーショナルに変化する様子を撮ったり。同じ場所でも時間帯や天候によって光の入り具合が変わるので、異なる時間に何度か訪れてみるのもおすすめです。

自分が写る場合は、その場所にいて居心地良く過ごせているかどうかで表情も変わってきます。旅先の土地に馴染むことが、自然体に見えるために大切かなと思っています。
ハーフサイズプリントに見つけた写真の価値

旅先で撮った写真はどのように楽しんでいますか?
旅を思い出すために見返したり、家族や友人に思い出をシェアしています。自分の心の動く瞬間をカタチに残して、いつまでも色褪せないものとして残せるのが写真の魅力だと感じます。
ハーフサイズプリントは、いかがでしたか?

今回は旅の思い出写真を中心に、「今」の私の心がときめいた写真たちをプリントしました。自分の中で好きなものや好きなことは、価値観と共に常にアップデートされていきますが、難しく考えて選んだものではなく、昔からずっと好きな1枚もあるし、突然目についたものもある。心の直感に従って選んだものばかりです。
旅の写真をハーフサイズプリントにして発見した魅力とは?

ハーフサイズプリントだから気付いた、写真の新しい価値がありました。手のひらに乗せて眺めたくなるのは、このサイズだからこそ感じること。ファインダー越しに見ていたものが、手のひらに乗せて楽しめる愛おしい存在に変わりました。
ハーフサイズプリントのおすすめの使い方を教えてください!

スマホとケースの間にはさんだり、贈り物にメッセージカードと一緒に添えたり、ノートに貼り付けて旅の思い出としてまとめたり。楽しい使い道は尽きません!小さいサイズなので複数枚を並べて、組み合わせて作品にできるのもとても良いなと思います。トレーディングカードのように持ち歩けるのも嬉しいです。手のひらサイズなので、贈り物として渡す時も気軽にできます。

富士フイルムの公式オンラインショップ「Prints & Gifts」からはもちろん、全国の写真店※でも手軽に注文できて、1枚59円からプリントできるので(一部写真店を除く)、トライしやすいのも魅力ですね。
※一部取り扱いのない店舗がございます。
AOIさんへのインタビュー前編では、旅の写真を撮影するポイントや想い、さらにハーフサイズプリントにしてより愛おしくなる体験をお伺いしました。後編では、ハーフサイズプリントをもっと楽しく、デコレーションするアイディアをご紹介します。お楽しみに!

プロトラベラー/動画クリエイター。東京と高知を拠点に、旅とライフスタイルをカメラで表現するクリエイター。旅先や日常のワンシーンからインスピレーションを受け、独自の目線で切り取ったエモーショナルな作品を発信している。
Text&Edit:GENIC
2023.02.08公開
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