アルバムを作って起こった「すまいる家」の変化の3つの変化

こんにちは、すまいるさんです。3歳と0歳の2人の娘のパパです。アルバムをつくるようになってから約2年。今日は僕なりに感じているプリントする楽しさ、我が家のよかった体験などを共有したいと思っています。
まずは、アルバムをつくるようになって起こったすまいる家の変化について、お話しますね。変化は大きく3つあります。
1.集合写真を撮る機会が増えた

1つめが「集合写真を撮る機会が増えた」こと。これは妻からの「パパの写真が全然ない」という一言がきっかけです。アルバムを作ろうとしたら、娘たちと私の写真はたくさんあるのに、パパと娘や家族の写真が全然ない」と妻に言われて気づき、それからは自撮りをしたり、カメラのセルフタイマー機能で撮影したりする回数が増えました。
家族写真を撮っているつもりだったけど、写真の中には自分がいなかったんですよね。自分も家族の一人として、その瞬間に存在したことをちゃんとカタチに残したいなと思うようになりました。

ちなみに最近のマイブームは魚眼レンズ。180度以上を写せる特殊なレンズで、いつもと違う家族写真が撮れます。スマホのアプリでも似たような写真は撮れるはず。そのうち魚眼レンズで撮影した写真だけを集めて1冊のアルバムにまとめるのもおもしろそうだと思っています。
2.寝る前の時間が楽しくなった

2つめの変化が「寝る前の時間が楽しくなった」こと。これが、実は今回のセミナーで一番伝えたいことです。
我が家では寝かしつけに絵本を読むことが多く、娘が読んでほしい本を本棚から持ってくるのが以前から習慣でした。それがアルバムを作って絵本の棚に並べるようになったら、娘が絵本のかわりにアルバムを持ってくることも多くなったんです。
ちょうど一昨日もアルバムを持ってきて、寝る前に家族みんなで眺めて過ごしました。一日の終わりに、家族と一緒に、家族の絆を感じられるアルバムを眺めて過ごす。そんな時間がもう本当に幸せで。今後、子どもたちが成長するにつれて、家族の時間の過ごし方は変わっていくとは思うのですが、今こういう時間を持てることが本当にうれしいし、妻ともよく「アルバムを作ってよかったね」と話します。アルバムを作ったことで、こんなに幸せな体験ができたのは予想外というか、本当に思っていた以上の喜びで、このセミナーでも絶対にお伝えしたかったので、ちょっと長く熱く語ってしまいました(笑)。
3.家族との時間を増やしたくなった

3つめは「家族との時間を増やしたくなった」ことです。先の2つのポイントにも通じるのですが、アルバムをつくるときに自分の写真が少なかったことで、「もっと家族との時間を増やしたい」とも思うようになりました。
僕は自営業なので、時間の調整はしやすい一方、仕事量や収入とのバランスは悩ましく、今も日々格闘中です。それでも家族との時間を軸に、ほかの時間の使い方を考えるようになったのは、アルバム作りをしてから起きた変化の一つです。
イヤーアルバムで、1年に1冊、成長をカタチに

アルバムを作り始めて約2年で、富士フイルムのフォトブック「イヤーアルバム」をこれまでに6冊作りました。基本は年齢ごとで「イヤーアルバム」のコンセプトのとおり、1年に1冊、成長をカタチに残しています。あとはプロカメラマンに撮影は依頼したものの、データでしか保管していなかった結婚式の写真で夫婦のアルバムを作りました。

イヤーアルバムは表紙のデザインが豊富。使った写真をランダムに配置してくれたり、1枚を大きくレイアウトしてくれたり。個人的には全面写真で写真をドーンと見せるデザインが好きです。子どもの表情のアップを入れると、とてもかわいいので、お気に入りの写真がある方はぜひ試してみてください。
サイズはA4とA5があります。うちの娘はA4サイズのほうが手に取りやすいようで、大きいほうが写真も映える気がしますが、A5サイズのコンパクトさも魅力。ここは好みによると思います。

中身の写真は基本的に時系列に並べていて、妻がこだわっているのが、言葉です。たとえば次女の誕生の写真には、「はじめまして、私たち家族のところに産まれてきてくれてありがとうこれから家族でたくさんの思い出作りっていこうね!」という言葉を入れてくれました。
親から子へのラブレターみたいな感じですね。声に出して読むと泣いてしまいます。写真は単体でも情報は多くてものすごいパワーがあると思うのですが、言葉を添えると、さらに情景や想いが浮かびやすくなります。

このほかにも、僕が仕事で東京へ行く日の写真には「パパは東京のお仕事のため空港までお見送り。寂しい2人はパパにべったり」なんていう妻目線のコメントがあるのですが、こういうのは僕が読み返してもうれしいです。
アルバム作りはこだわりすぎず、まずは1冊から

6冊作って感じたのは、最初の1冊が一番大変だということ。写真の整理もできていないし、操作にも不慣れで納得するレイアウトがなかなか作れない。そもそも時間がない方も多いですよね。ただ、冊数を重ねるごとに慣れてスピードも速くなるし、写真の選び方も上手になります。

こだわりすぎると完成させられないので、まずは1冊作ってみてほしいです。富士フイルムのフォトブック「イヤーアルバム」の「すべておまかせ機能」は、期間を選ぶと写真を自動でセレクトして、レイアウトまでしてくれるのでとても便利。それからもう一つ、追加された写真がたくさん入るレイアウト「たっぷりレイアウト」もおすすめです。この2つの機能を使えば、多少自分好みに微調整しても30分くらいで作れると思いますよ。

ちなみに写真を選ぶコツもよく聞かれるのですが、極論をいうと、おしゃれさや構図、ピントとかは、それほど重要ではないと思っているんです。自分の感覚でこの写真が好き、この表情好きというのを直観で選ぶのがよいかなと思いますね。
妻は、使いたい写真はスマホに「アルバム用」という専用のフォルダを作って入れています。家族旅行などイベントや行事は、それだけでアルバムにまとめてもよさそう。ちょうど今年は七五三のお祝いがあるので、七五三でつくる予定です。
イヤーアルバムは作り方の動画(パソコン編、スマホ編)もあるので、ぜひ参考にしてみてください。スマホからもパソコンからも作成でき、途中までパソコンで作って、続きをスマホでつくることもできます。
見返したくなるアルバム作りの4つのコツ

最後にこれまでにお話してきた内容のまとめとして、見返したくなるアルバム作りの4つのコツをお伝えしたいと思います。
1.時系列に沿って写真を保管・整理
1つめは、「時系列に沿って写真を保管・整理」することです。
写真の並べ方に迷ったら、やっぱり時系列が見やすく、子どもにもわかりやすいと思います。家族の写真は、3か月に1回程度を目安に写真用のクラウドサービスなどで共有して時系列に並べておくとアルバム作りがしやすいと思います。ちなみに写真を加工すると、加工した日付になってしまって時系列に並ばないことがあるのでご注意ください。
2.定期的にアルバムをつくる
2つめは「定期的にアルバムをつくる」です。定期的につくると写真の整理の仕方、選び方、レイアウトの仕方がどんどん上手になります。まずは1冊つくることを優先して、少しずつレイアウトなどにこだわっていくとよいのではないでしょうか。
我が家では年に1冊作って、子どもの誕生日のプレゼントにしています。おもちゃと同じくらいとても喜ぶんですよ。
3.そのときの気持ちを文章に

3つめは「そのときの気持ちを文章に」です。先ほども紹介しましたが素直な感情を書き添えておくのはおすすめです。文字が読めるようになった娘がどんなふうに感じてくれるのか楽しみです。
4.カメラを買う

最後の4つめは「カメラを買う」です。実はこれも強く伝えたいことの一つです。
ちなみに本日の参加者はスマホだけで撮る人、カメラも使う人が半々くらいですね。僕も昔はスマホで撮影していたのですが、カメラの写真は立体感がまるで違います。そして、富士フイルムのセミナーだから言うわけではなく、家族写真を撮るなら富士フイルムのカメラが最強だと思っています。Xシリーズなどに搭載された「フィルムシミュレーション」という撮った瞬間に好みの色味に調整できる機能が本当にすばらしいんです。見返したくなるアルバムの要素の一つが写真の質だと思っているので、カメラを使うというのもアルバム作りのポイントの一つではあると思います。
僕が使っているのはミラーレスデジタルカメラ「X-S10」というカメラで決して安くはないですが、家族の日常をものすごくすてきに残せるし、レンズを変えれば運動会とかにも使えるし、機能を考えて長い目でみるとコスパはいいと感じます。ちょっとカメラについても熱くなりすぎましたね(笑)。ただ、やっぱりスマホとは大きく違うので、そこはぜひ一度体験していただきたいです。

家族の写真をカタチに残して、1か月に1回でも、半年に1回でも見返すと、家族の関係も夫婦の関係もとてもよくなるし、きっと子どもの自己肯定感も上がっていく気がします。アルバムは、届いた瞬間もワクワクするんですよ。自分で作っているから、どんなものかはわかっているのにニヤニヤしちゃいます。まずはぜひみなさんにも、イヤーアルバムの機能などを活用して、気軽に1冊作ってみてほしいなと思います。
今年の写真でアルバムを作ろう!

一年の終わりのこの時期は、写真の整理も兼ねて、アルバムをつくるのにぴったりのタイミング。まずは1冊作ってみようかなと思った方は、今年の思い出を振り返りつつ、整理した写真をアルバムにまとめてみませんか。写真を選ぶ時間がない方も、イヤーアルバムの機能を使えば、期間を選ぶだけで、自動で写真がセレクト&レイアウトされて、アルバムが完成します。入れたい写真がたくさんあって選べないとお困りの方は「たっぷりレイアウト」を選べば最大1,656枚まで入れられます。
富士フイルムでは「イヤーアルバム」以外にも、ソフトカバーやリングタイプのフォトブック、雑誌のような手軽さと手作り感のある「PhotoZINE」など、さまざまなフォトブックをご用意しています。アルバムを手にするワクワク感や家族が笑顔になる幸せな時間を、ぜひ今年のうちに体験してみませんか。

妻のことが大好きな2児のパパ。2011年大学生のときに友人のフィルムカメラを借りたことがきっかけで写真が好きになる。その後、妻とお付き合いすることがきっかけに妻の写真を撮り始める。2018年には妻をテーマにした個展「ただただ、妻が好き」を勝手に開催。
Text:Emiko Furuya
2022.12.14公開
かけがえのない瞬間を、手軽にフォトブックに
イヤーアルバム

ママの声から生まれたママのためのフォトブック。写真を自動でレイアウト、撮ったときのイメージを再現する自動写真補正など、忙しくてもちゃんと作りたいママをアシストします。