テーブルツリーに飾り付けをする子ども

おうちフォトをすてきに撮りたい!〜クリスマス編〜

お子さんの記念日や、マンスリーフォト、季節のイベントなど、成長の記録としてすてきに写真におさめたい。でも、イベントは次から次にやってくると、毎回スタジオを予約したりカメラマンにお願いしたりするのは大変……。

そこで今回はクリスマスにフォーカスして、おうちでできる、お子さんがよりかわいく撮影できる写真のスタイリングアイデアやおすすめアイテムをピックアップしてご紹介。真似したくなること間違いなしです!

クリスマスを思いっきり楽しんで、すてきなおうちフォトを撮ろう!

クリスマスは、お部屋の飾り付けから始まり、クリスマスパーティーやプレゼントの開封など、準備から当日を迎えるまでさまざまな楽しみ方ができるイベントです。そんなクリスマスのおうちフォトは、飾り付けをお子さんと一緒に準備したり、パーティーを楽しんだりする様子を撮影するのがおすすめ。自然な表情を引き出して、思い出になる写真を収めてみては?

【アイデアNo.1】
手作りのアドベントカレンダーを、楽しむ。

アドベントカレンダーを開封する子どもたち

akinaさん(@aki_naaa__1128)が実践していたのは、クリスマスまでのカウントダウンを楽しむ、アドベントカレンダー作り。アドベントカレンダーとは、12月1日からクリスマス当日までの24日間をカウントダウンする、その時期限定の特別なカレンダーのこと。箱型のものや、扉がついたタイプなどがあり、毎日一日ずつ開けると小さなプレゼントやお菓子が入っているというもの。すべてを開けてしまいたい気持ちを抑えつつ、クリスマスまでを一日一日楽しみに過ごすためのアイテムです。

もともとお部屋の壁に設置していたウッドフックを活かし、アドベントカレンダーを手作りしたakinaさん。お子さんが開けるのを楽しむ様子を収めた写真は、「今日は何が入っているかな」という2人の会話が聞こえてきそう……!

●DIYレシピ

「アドベントカレンダー」

アドベントカレンダー

〈材料〉
・リネン素材の巾着袋、クラフト紙の紙袋 合計24枚
・数字のスタンプとスタンプ台
・リボンや毛糸などを数種類
・ドライフラワーやワイヤーのオーナメントなど
・中に詰めるお菓子やおもちゃなどの小物

アドベントカレンダーの材料

〈つくりかた〉
1 巾着袋と紙袋に、一枚ずつスタンプで1〜24の数字を押し、ひとつひとつにお菓子やおもちゃを詰める。紙袋はリボンや紐をかけ、吊るための輪っか部分をつくる。
2 ①でつくったものをウッドフックにランダムにかける。ところどころにドライフラワーやワイヤーオーナメントなどを飾る。
※お菓子は市販のものを購入。ウッドフックがない方はツリーに飾ってもGOOD!

●POINT
お子さんの“推しアイテム”を仕込んで。

アドベントカレンダーを開封する子どもたち

手作りのアドベントカレンダーを用意したakinaさんは、袋の中身に入れるアイテムに一工夫。お子さんたちの推しキャラクターのグッズを、3日に1回の割合で詰めたんだとか。定期的にお楽しみDAYが来ることで、袋を開けるお子さんのテンションもUP!そんな演出ができるのは、手作りならではです。

【アイデアNo.2】
「#1日1ノエル」でクリスマスを迎えるまでの期間を、楽しむ。

さまざまなDIYクリスマスアイテム

昨年のクリスマスに、「#1日1ノエルを楽しもう」というハッシュタグで、クリスマスを彩るアイテムづくりや、かんたんに作れるお菓子のアイデアを実践していたrushiさん(@teno.hira)。日に日にクリスマス感のあるアイテムがおうちの中に増えていく様子は、想像するだけでもわくわくします。

rushiさんのDIYは一見豪華に見えますが、実は100円ショップやスーパーで購入できるお菓子やアイテムを活用して作られているものがたくさん。手に入れやすい材料なら、気軽にお子さんと一緒に楽しめそうです。

●DIYレシピ

「テーブルツリー」

テーブルツリーに飾り付けをする子ども

〈材料〉
・円錐型の給水スポンジ(水を含ませておく)
・給水スポンジを立たせる容器(ツリーの土台)
・ユーカリやブルーアイス、ヒムロスギ、ヒバなどお好みのグリーン数種類
・小さめのツリーオーナメント(rushiさんはお気に入りの絵本の絵をコピーしてオーナメントに)

テーブルツリーに飾り付けをする子ども

〈つくりかた〉
1 給水スポンジの上部をお好みで2㎝程度カットし、ツリートップになる枝を一本刺す。
2 カットした各グリーンをツリー形になるように下から刺していく。
3 全体がだいたいできあがったら、隙間を埋めるようにグリーンを挿して形やボリュームを調節する。
4 オーナメントをぶら下げて、できあがり。

※できるだけ隙間がないように挿していくのがポイント。多少いびつになっても色々な種類のグリーンや実をランダムに入れることでナチュラル感が出て全体が馴染みます。


「アドベントリース」

アドベントリース

〈材料〉
・100円ショップの底が抜けるケーキ型(底は使用しません)
・100円ショップのLEDローソク4本
・塗料(マットタイプのペンキがおすすめ)
・接着剤
・乳酸菌飲料の空き容器4個

アドベントリースの作成過程

〈つくりかた〉
1 ケーキ型の外側4か所(90度間隔)に乳酸菌飲料の容器を接着する。
2 接着剤が乾いたら全体に塗料を塗る。
3 LEDローソクをヤクルト容器に差し込んで完成。

※できあがったらテーブルに置いて周りにグリーンや実を飾ったり、リボンや紐で吊るしたりしてアドベント期間を楽しむとGOOD!キャンドルと容器の隙間がぐらぐらする場合はキッチンペーパーなどを巻いたり、グリーンなど入れたりして調節しましょう。写真の作品では、LEDローソク上部からボンドを垂らし、その上から塗装して蝋が溶けたような風合いに。また、姫リンゴを飾るための爪になる楊枝を貼り付けています。


「スノードーム風テーブルセット」

スノードーム風テーブルセット

〈材料〉
・クリアカップ
・お皿
・事務用品の白丸シール
・オーナメント

スノードーム風テーブルセットの作成過程

〈つくりかた〉
1 丸シールをクリアカップの外側に貼る。シールはカップの奥半分に貼ると、ドーム内に雪が降っている感じが演出できます。
2 あらかじめアルコールで拭いておいたオーナメントをお皿に乗せ、オーナメントに被せる。

※オーナメントの代わりにジンジャーマンクッキーやマシュマロのゆきだるま、フルーツ、ローズマリーでつくったツリーなどでもGOOD!食品やハーブの場合、粉糖を茶こしで振りかけてからカップをかぶせるとさらにスノードーム感が出ます。


「フェイクキャンディケイン」

フェイクキャンディケイン

〈材料とつくりかた〉
色違いのモール2本をねじりあわせて、杖の形に曲げて出来上がり。

※モールは針金が入っているので扱いには注意しましょう。


「イルミネーションツリーケーキ」

イルミネーションツリーケーキ

〈材料とつくりかた〉
市販の三角型のチョコ菓子にお好きな色のチョコペンで模様を描き、アラザンやカラースプレーを散らして完成。
お皿に立たせると、よりツリーらしくなります。


「トナカイケーキ」

トナカイケーキ

〈材料とつくりかた〉
市販の三角型のチョコレート菓子に、プレッツェルの耳とマーブルチョコの赤鼻をチョコペンで接着して目を描いて完成。


「チキンのガーランド」

チキンのガーランド

〈材料とつくりかた〉
クラフト紙を一度くしゃくしゃにしてから再び広げて丸いかたちに折り、端をひねってホイルで包む。いくつか作って紐で繋げる。

●POINT
DIYはかんたんな作業を盛り込んで、お子さんと一緒に楽しむ!

チキンのガーランドの作成過程

rushiさんが楽しんでいた、チキンが主役のパーティーデコレーション。その中のアイテムの一つ、“紙のチキン”はお子さんと一緒につくると◎。紙をくしゃくしゃする作業は、子供たちが夢中になること間違いなしです。その様子にカメラを向けてみたら、かわいい一面が撮れそう。飾り終わったら、バラバラにしてままごとアイテムとして再利用もできます。

【アイデアNo.3】
手作りのクリスマスパーティーを、楽しむ。

クリスマスパーティーの飾り付け

カラフルなパステルカラーでパーティーコーディネートをしたErikaさん(@erika_table)。クリスマスといえば赤と緑の組み合わせが定番ですが、パステルで統一すれば他の色をくわえてカラフルにしても◎。小さいお子さんの定番工作と言える“輪っか”も、色のチョイスを工夫したり、大きめに仕上げたりすることでおしゃれに。ポテトやアメリカンドッグなど、おなじみのパーティーフードも、お手製のラベルを貼ったカップに入れれば、お店のような雰囲気を演出できます。

クリスマスパーティーの飾り付けのミニツリー

全部を手作りするのは大変ですが、こちらのツリーは100円ショップで購入したものだそう。気軽に購入できるアイテムも活用しつつ、DIYを楽しみながらコーディネートしたいですね。

●DIYレシピ

「MERRY MERRY CHRISTMAS タペストリー」

「MERRY MERRY CHRISTMAS 」と文字の入ったタベストリー

〈材料〉
・市販のアイロンプリントシート
・手芸屋さんで購入した白い布

〈つくりかた〉
1 パソコンで作りたい文字を作成(WordやExcelなどでOK)。
2 アイロンプリントシートへ印刷する。
3 アイロンを使って印刷した文字を白い布に転写させる。


「輪っか飾り(輪つなぎ)」

輪っか飾りの作成過程

〈材料〉
・画用紙(100円ショップで購入したパステル色画用紙を使用)
・モコモコに切れるハサミ
・のり

〈つくりかた〉
1 幅3センチの短冊状に画用紙を切る。
2 短冊のフチをモコモコに切れるハサミで切って装飾する。
3 短冊を丸めて両端をのりで貼り、交互につなげていき、好みの長さになったら完成。


「カップなどのラベル(食べ物の紙コップなどに貼っている丸いラベル)」

ラベルが貼ってあるカップ

〈材料〉
・印刷用紙(普通紙より少し厚めのフォトマット紙がおすすめ)

〈つくりかた〉
1 パソコンでラベルを自作する(WordやExcelなどでOK)。
2 それを印刷して、切り抜いたラベルを紙コップなどに貼る。

●POINT
かわいいバルーンを用意して、遊びながら笑顔を引き出す。

キャンディケインのバルーンで楽しむ子ども達
キャンディケインのバルーンで楽しむ子ども達

お子さんの写真を楽しく撮るには、大きなキャンディケイン(スティック型キャンディ)のバルーンがおすすめ。これがあるだけで、お子さんが大はしゃぎ!最初にバルーンで顔を隠してもらい、そのあと顔を出す「いないいないばぁ」遊びをしながら写真を撮ると、いい表情が撮れて◎。その際、カメラは連写モードで撮るとGOOD。飾りとしても、撮影用のプロップスとしても大活躍のアイテムです。

すてきなおうちフォトを撮ったら、イヤーアルバムを作ろう!

どの方も、すてきなクリスマスばかりでしたね。みなさんもご紹介した方々のアイデアを参考に、おうちでの撮影を楽しんでみてください。

クリスマスは、1年最後の大きなイベント。すてきな写真が撮影できたら、今年の1年間で撮り溜めた写真をまとめてフォトブックにしてみてはいかが?写真をカタチにすると、後で写真を見返しやすく、おじいちゃんおばあちゃんへのプレゼントにもぴったり。

でも、たくさんの写真をまとめるのは大変そうだなと思っている方も多いのではないでしょうか。そんなパパママにおすすめなのが「イヤーアルバム」。

イヤーアルバムの表紙例
イヤーアルバムの中身の例

よい写真を自動で選んでレイアウトしてくれるので、忙しくてもちゃんと作りたい方にぴったりのアイテムです。新登場の「たっぷりレイアウト」なら写真をたくさん入れられます。クリスマスが終わったら、イヤーアルバムですてきな思い出を残してみては?


プリントデイズではその他にも、お子さんの写真をすてきに撮影したり、カタチにしたりするアイデアをご紹介しています。是非参考にしてみてくださいね。


▼1歳バースデーのおうちフォトアイデアはこちら!
おうちフォトをすてきに撮りたい!〜1歳バースデー編〜

▼マンスリーフォトの撮り方・コツはこちら!
「マンスリーフォトを残そう!写真家・石野千尋さんが提案する撮り方のコツ」

▼成長に合わせた撮り方についてはこちら!!
「【おすわり~ハイハイ~たっち期】写真家・石野千尋さんに教わる子どもの撮り方のコツ」

Text&Edit:Shiori Akiyama(RIDE inc.)

2022.11.30公開

かけがえのない瞬間を、手軽にフォトブックに

イヤーアルバム

「イヤーアルバム」の商品画像

ママの声から生まれたママのためのフォトブック。写真を自動でレイアウト、撮ったときのイメージを再現する自動写真補正など、忙しくてもちゃんと作りたいママをアシストします。