季節を楽しみ、会話を楽しみ、距離感を意識して撮る
写真をはじめたキッカケはなんですか？
八朔を迎え入れてから「成長を残したい」と思い、9年前にデジタルカメラを購入したのがキッカケです。普段のお散歩でも持ち歩けるような、軽くて手軽に撮れるカメラを購入しましたが、しばらくしてカメラの魅力にハマり、3年前に新しいカメラを購入しました。それから更に写真を撮ることが楽しくなりました。
八朔くんがきっかけなんですね！どういう時に撮影することが多いのでしょう
遠出する時だけでなく、近くの田んぼや公園でのお散歩にもカメラを持参して、常にシャッターチャンスを狙っています。田んぼでは田植えから稲刈りまで、春にはシロツメクサ、夏の終わりには彼岸花と、四季も一緒に楽しみながら撮影しています。
1回で何枚くらい撮影されますか？八朔くんのカメラ目線をとらえるコツも教えてください！
1回の撮影は30〜70枚が通常で、遠出する時は100枚以上撮ることもあります。
撮影時にはいつも「八朔！」と話しかけて目線をもらうようにしています。犬も9歳ともなると言葉を理解してくれるので「鳥さんや猫さんはいた？」など、会話を楽しみながら撮っています。
さすが八朔くんですね！Instagramに投稿されている、八朔くんと息子さん2人のほほえましい写真にも癒されます。こちらはどのような瞬間に撮影しているのでしょうか？
息子が小さい時は散歩で長い距離を歩けないので、途中でオヤツ休憩をしながら撮影していました。息子が八朔のリードを持てるようになってからは、2人で走っている姿や遊んでいる姿などを収めています。
動きのある2人を撮影する時のコツはありますか？
長く一緒にいると行動が見えてくるので、予測しながら少し距離をとるようにしています。基本的には2人のペースに合わせているので、いい瞬間が撮れないことや、ブレている写真もあります。笑
2人の自然な様子を撮影するために、心掛けていることはありますか？
2人で遊んでいる時は邪魔しないよう離れて撮ったり、何気ない会話をしたりしながら普段通りの姿を崩さないよう気をつけています。
昔から大好きなゲーム「八朔のオヤツはどっちの手に入ってるでしょうか？当ててください！」が始まると、シャッターチャンス！息子が八朔に話しかけている時は八朔も息子の顔を見上げるので、その瞬間も狙っています。
好きな構図や好きな場所はありますか？自然豊かな写真が印象的ですが、撮りかたで意識していることを教えてください。
外では四季のお花を意識しています。構図についてはまだまだ勉強中です！
田んぼや公園は周りに障害物も少なく、八朔と息子の2人を主役にした写真が撮りやすいので、よく撮ります。
おうちでは、八朔が日向ぼっこしてることがあるので、窓から光が差している美しい瞬間を逃さないように撮っています。
写真はかけがえのない存在
日々どんな想いで撮影されていますか？
当たり前の日常でも「きっと今この瞬間を懐かしいと思える日が来るんだろうなぁ」と思うと、その瞬間を忘れたくない想いが込み上げてきて、熱い気持ちでシャッターを切っています。
写真を見返した時に感じる想いを教えてください。
サイズアウトして捨ててしまったパジャマや洋服、今は遊ばなくなったおもちゃなどが写り込んでいると懐かしい気持ちになりますし、成長を感じられるので撮影しておいてよかったなと思います。写真を通して息子に「これでいっぱい遊んでいたんだよ」と伝えられるのもうれしいです。八朔は夏と冬で毛の質が全く違うので「これは冬の八朔だね」と、季節を振り返る時間も楽しいです。八朔は9歳になり最近は寝ている写真が増えているので、若い時のボール遊びの瞬間をたくさん撮影しておいて本当によかったです。
八朔ママさんにとって、写真とはどのようなものでしょうか？
かけがえのない存在です。2人の成長と共に日々忘れていくこともありますが、写真を見返すとすぐにタイムスリップできるので、これからも撮り続けていきたいと思います。
2022.09.14公開
