時間を変えると、いつもの街の風景が変わる

お散歩は東京・表参道からスタート。すこし早起きしてでかけてみたら、やわらかな朝の光に包まれていました。いつもと違う街の雰囲気が、すてきな一日を予感させてくれます。

雲ひとつない澄み渡った青空と白い壁とのコントラストがきれいで、思わずスマホを向けました。白い壁はまるでキャンバスのようで、電柱の影すらおしゃれに見えます。
【表参道】カフェの街のおいしい記憶を写真に

表参道といえば、おしゃれなカフェの激戦区。この日は隠れ家的なカフェ「cafeteria S Omotesando」でほっとひと息つくことに。

ショーウインドウにはおいしそうなケーキがズラリと並び、目移りしてしまうほど!

選んだのは、一番人気の「季節のてんとう虫ケーキ」。このキュートさ、写真を撮らずにはいられません!撮影は明るい窓際の席で。見返すたびにおいしさを思い出します。

アンティーク調のランプが好みストライク!いつかこんなランプがほしいな、と思いつつ近寄ってディテールを記録しました。
街なかで見つけたアートな瞬間を切り取って

お腹も満たされたところで、渋谷・代官山方面にテクテク。「写真を撮ろう」と意識して歩くと、目に留まるものが変わるから不思議。友だちとおしゃべりをしているときには気づかなかったものも見えてきます。

線路わきのフェンスはまるで現代アート。

通路に映った影もどこかスタイリッシュに見えます。

バスはよく見ると、色合いが昭和レトロでいい感じ。

ただの交差点も、モノクロで撮影してみるとアート風な仕上がりに。信号が変わるのを待って、車が少ないタイミングを狙いました。
【代官山】高感度な街でおしゃれなショップめぐり

代官山に到着。おしゃれなお店が多いこの街では、店の看板やショーウインドウも絵になります。これはヴィンテージ感のある窓枠に惹かれて撮った一枚。

ショップの看板の横に、たわしやちりとりが。かわいいイラストと昔ながらの暮らしの道具の微妙な違和感がおもしろくて、あえて道具も入れた構図にしました。

手書き風の英語の看板が個性的。この写真だけ見ると、まるで外国にいるみたいです。

ちなみに代官山から目黒川沿いまで歩くと、こんな看板も!本当にフランスの街角のようで、旅行気分を味わえました。
【目黒川】桜の名所でカラフルな色を探して

続いて桜並木が有名な目黒川沿いへ。よく行くお店もカーブミラー越しに見ると新鮮。たまたま通った車が、お店の赤色の壁とマッチ!このエリアでは、気持ちも弾むようなカラフルな写真がたくさん撮れました。

季節のお花が並ぶかわいいお花屋さんを発見。特定のお花に近寄らず、あえてすこし遠くから撮ったのは、街になじむお店の空気感ごと切り取りたかったからです。

ふと目線を下げると、足元にも可憐なスミレやパンジーが。こちらはしゃがんで、花が目立つアングルに。育てている人の温かな気持ちも伝わってくるような、やさしい雰囲気の写真になりました。

カラフルなモノはお花以外にも。マルシェのような八百屋さんの店先には、色とりどりの果物が並んでいました。カラフルなモノを探しながら街歩きをするのも楽しそうです。
お気に入りの街の写真で「PhotoZINE」をつくろう
いつもの場所のお散歩も、カメラを持って歩いたら、なんだか特別な一日になりました。一見ありふれた風景写真も、自分にとっては心に響いた瞬間を写しだした愛おしい写真です。

写真はスマホで見返すのもいいですが、かたちにして残すと作品感が増し、ぐっと愛着が深まります。お散歩写真をかたちにして残すなら、「PhotoZINE MAGAZINEタイプ」(フォトジンマガジンタイプ)がおすすめ。スマホでかんたんに雑誌風のフォトブックがつくれます。生成り色でマット調の紙がおしゃれな雰囲気。薄くてコンパクトなので、持ち運びにも便利です。

お散歩写真は、時間や場所ごとに並べてもいいし、花・ショップ・風景などつながりやテーマで並べるのもおもしろい構成になります。できあがった「PhotoZINE」 を眺めて楽しかった散歩を振り返りながら、「次はどこへ行こう?」「どんな写真を撮ろう?」と考えるのもまた楽しい時間です。
撮影協力:カフェテリアS表参道
2022.04.13公開
スマホの写真を雑誌風に