こんにちは!プリントデイズ マガジン編集部のKです。
今年もこの季節がやってきました。私の義父のお誕生日です。
季節や相手は違っても、毎年のお誕生日プレゼントに悩んでしまう方は、多いのではないでしょうか?
私と義両親とは、もうすぐ10年になるお付き合い。子どもが生まれてからは特にたくさんお世話になっているし、心からお祝いしたいと思っています。
でも、プレゼントはネタ切れぎみ……。
現役のときはネクタイなんかも贈ったことがあるけれど、定年退職されたためビジネスグッズは不要に。
旅行や食事のプレゼントも、コロナ禍では気がひけるし……何か日常使いができて、喜ばれるモノをプレゼントできたらいいな……とあれこれ考えていました。
そこで思いついたのが、子どもたちの写真を使ったアイテム。
普段からうれしそうに孫の写真を眺めているお義父さんなら、きっと喜んでくれるはず!
コロナになってからはなかなか気軽に会えていないので、写真入りのアイテムを贈れば、孫の存在を身近に感じてもらえそうです。
お義父さんがくつろぐスペースに、
孫たちの手書きメッセージ入りクッションを贈ろう
富士フイルムの公式オンラインストア「Prints & Gifts」をのぞいてみると、写真入りのオリジナルグッズがたくさん!
その中に手書きの文字やイラストと写真を組み合わせられる機能を発見。
アイテムの中で一番気になったのがクッション。
義実家のリビングにはソファーがあって、いくつかクッションが置いてあります。お義父さんがくつろぐこのスペースに孫の写真入りクッションがあったら、いいかも!子どもを連れて遊びに行ったとき「あっ、私の顔が入ってる!」なんて、楽しい会話にもつながりそうな気がします。
さっそく子どもたちに提案してみることにしました。
子どもたちの文字や絵を
写真と組み合わせただけなのに、いい感じ!
子どもたちに「じいじにクッションをプレゼントしない?ふたりに描いてもらった絵や字を、写真と組み合わせて載せて、世界にひとつしかないクッションを作るの!どうかな?」と相談すると、子どもたちは想像以上に大喜び。
「そんなことできるの?すごーい!やりたいやりたい!」とノリノリです。
まずは、アイテムに使う写真撮影から。
文字やイラストを組み合わせるには、写真は余白のあるものがよさそうです。すっきりした白い壁の前に立ってもらって、子どもたちの写真を撮影します。
「じいじ、きっとよろこんでくれるね!」なんて言いながら、子どもたちも楽しそう。
娘はにっこり笑ってスカートを広げた、おしゃまな写真。息子はちょっとおどけた顔で、ふたりともかわいらしい一枚が撮れました。
次は、組み合わせるイラストや文字を描いてもらいます。
あとからカメラで読み取りやすいよう、罫線や折り目のない無地の紙に、太めの黒いサインペンではっきり描くのがおすすめ。文字やイラストの色は、編集時に変えられるので安心です。
6歳の娘は「じいじ だいすき♡」といった文字に、お花やどうぶつなどかわいらしい絵を描いてくれました。我が子ながら、かわいいイラストばかり。こんなに上手に描けるようになったんだなぁと感心しました。
対して3歳の息子が描いたのは、クラゲみたいな雲みたいな、謎の物体。まだ具体的なイラストを描くのは難しいものの、それが逆に味があって、おもしろかわいい感じです。
普段文字なんて書いたことがないけれど「じいじへのプレゼントに書いてみる?」と聞いたら、そちらも大乗り気。一画ずつお手本を見せながらだけど、人生初めての「じいじ」が上手に書けました。それがアイテムになるなんて、記念にもなります。
レイアウトや色変更もかんたん!楽しくって作業がとまらない……
できあがったイラストや文字の素材は、カメラで撮影すると、スタンプとして登録されます。あとは、写真上の好きな場所に配置していくだけ。子どもたちの周りに、バランスよくイラストや文字を載せていきます。息子のよくわからない物体も、いくつか組み合わせてレイアウトしてみると、柄物のようでキュートです。
黒いペンで描いたイラストも編集画面で好きな色に変更できます。
子どもらしくポップな色味から、大人っぽいくすみカラーまで、パレットがとっても充実して選ぶのが楽しい!インテリアになじむようにするならチャコールグレーやベージュ、ダスティピンクなんかがよさそう。写真にもトイカメラ風やブライト風などのフィルターをかけつつ、全体のトーンをそろえていきました。手書き文字を重ねてみた様子を見つつ、その場で写真を調整できるのも便利です。
それにしても、なんてことない写真なのにイラストや文字を組み合わせるだけで、ずいぶんすてきな仕上がりになります。適当にやってみるだけでもなんとなく成立するのがうれしくて、夢中で作成してしまいました。
じいじ、予想を超えるほどの大喜び!
ネット注文から約2週間で、オリジナルクッションが到着!
実物はくっきり鮮やかな写真がプリントされていて、なかなか高級感があります。
手描きイラスト部分も子どもの描いた筆跡がリアルに再現されていて、選んだ通りのニュアンスカラーが、写真と組み合わさってとってもいい雰囲気を出しています。
仕上がりを確認したら、さっそく義両親の家に贈りました。開封の儀は、ビデオ通話をしながら。
クッションをひと目見たとたん、お義父さんは大感激でうれしそうに目を細めています。
「すてきすぎて、とても使えないよ〜」なんて言っているのを見て、子どもたちもにっこにこです。
リビングのソファーに置こうか、ピアノの上に飾ろうか。定期的に裏と表をひっくりかえして、二人のお顔が交互に見られるようにしなくちゃね……なんて、義両親の会話も弾んでいます。
あとから改めて、子どもたち宛にお礼のメッセージも届きました。
わぁー、かわいい二人がクッションに!
〇〇ちゃんのすてきな笑顔、△△くんのユーモラスな顔、二人の表情がとってもいいな。
かわいい絵とメッセージもありがとう!とっても上手にかいてくれたね。
ふたりがいっしょうけんめい描いてくれた様子が目に浮かぶよ。
こんなにすてきなクッション、使うのがもったいない。じいじとばあばのお家に飾っておこうかな。
離れて住んでいても、ふたりがいつもそばにいてくれるようだ。
世界にひとつだけのかわいいクッション、ありがとう。
じいじも二人のこと大好きだよ。
がんばって書いた「じいじ、だいすき」のメッセージ、確かに届いたようでした。
自宅用にはシックにアレンジして、活用シーンはさまざま
大好きな孫とはいえ、顔がばーんと入ったアイテム、喜んでもらえるかな……とドキドキしながらプレゼントした今回のギフト。予想をはるかにこえて大喜びしてもらえました。子どもにとっても、自分の描いた絵や文字、写真を祖父母がすごく喜んでいる姿は、自己肯定感につながったように思います。
そして、プレゼントしたクッションがあんまりいい仕上がりだったから、自宅用にも追加で1つ作っちゃいました。子どもたちの手でハートを作ってもらって撮った写真に、ふたりの描いたイラストや文字をレイアウト。これなら我が家のリビングでも、気恥ずかしくなく使えそうです。
あとで義両親に見せてみたら
それもかわいいね!でもやっぱりかわいい孫の顔が大きく写っているデザインが一番うれしいよ!
とのこと。なるほど〜、今後のプレゼントの参考にもなる!
孫写真入りプレゼント、これからもいろいろ考えてみたいと思います。
プリントデイズ マガジン編集部
たくさんの方にプリントデイズを楽しんでほしい!という想いを胸に、写真やプリントの楽しみ方を日々探求しています。
2022.04.13公開